ソフトスキルの重要性

ソフトスキルというのは、可視化できるハードスキルとは対照的に、可視化したり数量化するのが難しいとされています。

しかし２１世紀のいま、ソフトスキルこそが社会や職場で成功するために必要な能力とされ、21-st century skillsと呼ぶことがあります。

具体的には、批判的思考力、コミュニケーション力（りょく）、協調性などのスキルセットで、これらに加えてチームワーク、分析的論法、問題解決力など、自己管理力、ユーモアのセンス、時間厳守、失敗や挫折から立ち直る力、説得力、交渉力などを挙げる人もいます。

いくら頭脳明晰で母校で優秀な成績を修めた人でも、ソフトスキルがないと実社会ではうまくやっていけません。そんな人を随分たくさんみてきました。

人の振り見て我が振り直せ、とはよく言ったもので、反面教師としての材料として客観的に観察し、コミュニケーション力を磨き、苦痛に対する高い耐性を養い、ネットワークを作っておくことが大事ですね。