過ぎたるは及ばざるが如し

身体によいとされる食事や生活習慣を、過剰に取り入れてしまいあまりに度が過ぎて不健康な状態になることをholistorexuaといい、ホリストレクシアと読みます。
「全体的な」を、意味するholisticと、健康的とされる食事しか口にしない摂食障害」と定義されるorthoredialからできた言葉で、心の宿と説明されています。
本来なら健康にいいはずの生活習慣や食習慣に過剰に執着したり、科学的な根拠のないセラピーに傾倒したり、現代医療を否定したりするのが特徴です。
ソーシャルメディアの影響やコロナ禍でこうした人がふえているようです。

自然とのふれあい

医者が患者に処方するのは通常、薬ですが、nature prescriptionは自然を処方することです。
アメリカ、カナダ、イギリスの一部地域では医師が薬の代わりに自然を処方することができます。
自然とのふれあいには、ストレス緩和、血圧低下、認知力アップなどの効果があり、心身とりわけメンタルヘルスによいことが科学的に証明されています。
カナダの医師は患者に国立公園への年間バスという形式で自然を処方することができます。

インスタにbaecation

アメリカのラッパーの新恋人のモデルが、インスタグラムにbaecationと一言だけ書いて投稿して話題になったそうです。
恋愛の相手、恋人を意味するbaeはアメリカのブラックカルチャーから生まれたスラングで、vacationとくっつければ「恋人と一緒に過ごす休暇」を指します。

ドタキャン

pread bookingは、複数のホテルや旅館、レストランなどを予約しておいて無断キャンセルすろことです。
spreadには薄く広げる、散らすなどの意味があり、bookingはreservationと同じ意味で、ホテルなどの予約時にキャンセル料が直前まで発生しないなど、消費者にも有利なキャンセルポリシーが、増えていることも一因だそうです。

こんな言葉もある

コロナ前からあったnakationという言葉は、裸で過ごすバケーションのことです。
ビーチやキャンプ場などの休暇先で裸で過ごすことです。性的な意味はなく、デジタルデトックスのように服も脱ぎ捨てたい、コロナ禍で身動きが取れなかった反動で新しいものを求めているという人が多く、年齢層は50代以上に人気で、最近はミレニアル世代やZ世代も、楽しんでいるということです。

オーバーツーリズム

搾取するツーリズムは、extractive tourism。
人気の観光地に観光客が押し寄せて地域住民や環境に負担をかけるオーバーツーリズムと似ています。
単に過剰な観光にとどまらず、観光客が、観光地から資源を含むさまざまなものを奪っていく様子を、鉱山での採掘になぞらえた表現です。
過度な観光化は地域住民の負担になったり、環境が破壊されるなど問題となるため、観光税を導入したりして対応しています。

新語の紹介

世の中は移り変わり、いろいろな新語が生まれてきています。
しばらく、新しく作られて使われるようになった言葉を紹介しようと思います。

夏休みなどに家に閉じこもることをhomecationといいます。おうちで過ごす休暇のことで、homeとvacationから生まれました。
staycationはステイケーションという日本語にもなっているそうです。

医食同源

病気を治すのも食事をするのも、生命を養い健康を保つためで、その本質は同じだということ、という四字熟語は「医食同源」です。
英語だと、Eat well to be wellです。

糖分や飽和脂肪酸、加工された炭水化物系の多い食事をしていると睡眠障害を起こしやすく、ナッツやオリーブオイル、魚類やアボカドかどの野菜や果物、食物繊維、不飽和脂肪酸を多く含む食事を摂ると、そうしたリスクが低くなるそうです。
不眠を解消するには、運動のほかにbedtime routineを作るのもよいとされていて、温かいお風呂に入ったりハーブティーを飲んだり、ホワイトノイズを発生させるノイズマシンを使用する人もいます。
アプリやポッドキャストを通じてベッドタイムストーリーを聴くことも人気になっているようです。

天空の城ラピュタ

金曜ロードショーで、ジブリ映画の珠玉の作品、天空の城ラピュタを放映していました。

1986年の公開当時は都内の映画館で観ていましたし、もう数えきれないほど鑑賞していますが、令和の現代に観ても感涙の映画です。

何年たっても感動させてくれるのがスゴイですね。

ピアノで「君をのせて」を弾き語りで演奏できるように練習しています。

10年くらい前の映画

2000年代の映画をよくWOWOWで放映していて、夏休みなので、よさそうな作品は録画してみています。

その時はそんなに価値は感じなかったのに、古い画質の画面を見ていると、時間の流れを感じると共に、作品の良さを見直したりすることがあります。

あと、特に俳優さんがとっても若くて、誰だかわからない、とか。子役だともっとわからないとか。

月日が流れるのは、早い。