ベートーヴェン生誕250周年 [日記]
東京芸術劇場へピアノのコンサートに行ってきました。
ミーツ・ベートーヴェン・シリーズVol. 1です。
仲道郁代さんがピアノソナタの数々の名曲を演奏してくれました。
今年、2020年に生誕250年を迎えるベートーヴェンのピアノ作品の魅力を、2台のフォルテピアノとモダンピアノの計3台を使って伝えるスペシャル・コンサートでした。
ピアノの進化に合わせてピアノ曲を作曲したリードヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン。作曲当時の楽器(J.A.シュタインとブロードウッド)と現代のピアノ(ヤマハCFX)を弾き分け、ベートーヴェンが目指した音楽を再現していました。どの曲もすばらしい演奏でした。
やっぱりピアノソナタの悲愴第2楽章、第3楽章とともに、月光第3楽章は珠玉の作品です。
アンコールの「エリーゼのために」は何と三台を交互に弾いておられました。これこそプロフェッショナル魂、あのメロディー、恋い焦がれる心を表現して…光っているなぁ。
■曲目
[フォルテピアノ:シュタインで演奏]
ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調 op.13「悲愴」
ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調 op.27-2「月光」より第1楽章 [フォルテピアノ:ブロードウッドで演奏]
ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 op.109 [ヤマハCFXで演奏]
ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調 op.27-2「月光」
ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ第21番 ハ長調 op.53「ワルトシュタイン」
アンコール: エリーゼのために